アラフォー女性の体の悩みは、肩こりや関節痛など、些細な動作で疲労を感じやすくなることです。
20代や30代の頃には、肩こりなどの不調を感じることがなかったのに、40代に入ってから、原因不明の肩こりや関節痛などの体の不調に悩まされるようになったり、ほんの少し動いただけで疲労を感じやすくなる女性は多くいます。
疲労がなかなかとれず、仕事や日常生活に支障が出るごとに悩む女性もいます。
その原因は、女性ホルモンが減少したことにより、更年期障害の症状が体に出ているためです。
女性は年齢を重ねるごとに、徐々に卵巣の機能が低下してきます。
そして、40代前後で急に女性ホルモンであるエストロゲンの分泌が減少し、ホルモンバランスが大きく乱れてしまうのです。
そのことにより、肩こりや関節痛、疲労感などといった体の不調を感じやすくなります。
また、ホルモンバランスが乱れる原因のなかにストレスが挙げられます。
40代になると、仕事では責任があるポジションを任されたり、家庭では育児や介護の問題に直面することもあり、ストレスを感じやすくなります。
そのため、アラフォー女性はホルモンバランスが乱れやすくなり、体に様々な不調を感じるようになります。
40代になってから、ひどい肩こりや関節痛などの不調に悩まされたり、強い疲労感から抜け出せないと悩んでいる時には、更年期障害の可能性を考え、更年期外来や婦人科を受診して医師に相談することが大切です。